なぜあなたのお店はLINE@を始めなくてはならないのか
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とある美容室(実例)のお話
1年前にホームページを制作させていただき、打ち合わせを重ねている美容室のオーナーG(仮)さんがいらっしゃいます。
通常ホームページでは記事更新がものを言うので、美容室の場合にはヘアスタイルカタログやお役立ち情報など、閲覧者が欲しているコンテンツを提供することが売上げアップの王道です。(参考 ブログ記事で集客できる文章を書くための5つのポイント)
「Gさん、ヘアスタイルの写真撮ってください! じゃんじゃん更新しましょ!」
といっているうちに1つ年をとってしまいました。
1年前からほぼ更新していません。
ホームページの運用というのは、記事を作ってくれるオーナーや店長の協力があってこそです。ホームページ屋はそんなオーナーや店長が記事を作ってくれるようにお願いすることが大事な仕事の一部です。
ただ、記事を更新することが苦手な方が全体のお客さんのうち20%ほどいらっしゃいます。
更新するのが苦手だと集客できないのか、というとそんなことありません。
苦手だったら他の方法がまだまだあります。あっている方法で売上を伸ばせばいいんです。
幸いGさんはコミュニケーション能力がものすごく高い方でした。
そこで当時走りだったLINE@で顧客リストを構築していただく作戦をとりました。
LINE@とは
大人気メッセージアプリ「LINE」から派生した、店舗向けLINEアカウントサービスです。
どうやって登録を促すか
一番良いのはサービス中・会計のときに「LINE@に登録するとキャンペーン情報がゲットできますよ~」で登録してくれるパターン。
美容室は顧客と距離がものすごく近い業界なのでこの無料で登録を募る作戦で良いと思います。
それに比べてレストラン・居酒屋・バーなどでは、この無料お願い作戦が効きにくい傾向がありました。
そういう場合には、会計時に登録してくれたらキャッシュバックして登録をかき集めましょう。
価格帯によりますが500~1000円ほどの直接的メリットがあれば登録してくれます。
ここで意識していただきたいのは、お客様に登録していただくコストパフォーマンスです。
色んな業界・計算方法がありますが、1登録1000円で激安だということを意識すると良いでしょう。
私が実店舗の経営者なら1登録に2000円かけても全然OKです。
集めたリストの反応率
あくまで佐賀という地方の話ですが、反応率は10%近くあります。
これはものすごいことです。
一般的にチラシは0.1%、FAXDMは0.5%あればかなり良い方じゃないでしょうか?
今後LINE@をどう活用していくか
一店舗で集められるリストは既存の常連さんが多いでしょう。
それでも十二分に価値がありますが、もっと活用していきましょう。
次の作戦は、仲が良い経営者仲間とコラボするということです。
例えば「飲食店」と「美容室」。両方登録すると、両方のお店でキャッシュバック!とか色々考えられます。
とにかくQRコードを読み取りたくなる作戦をいくつも考えていきましょう。
アナログも大事だけど、そればかりだと競争が激しすぎる
最近、私は名刺やパンフレットを作るようになりました。
経営的にはホームページ制作より割に合いませんが、売上が上がるのでやるようにしました。
チラシ・DM・地域情報紙掲載はみんなやっているので、コストが合わないことが多いです。
コストが合わないのに、他の方法を知らないから永遠とやっているという感じ。
これからはお客さんのリストを集めて、効率的に無駄のない広告をやりましょう。
地方で集客するために知っておくべき27の集客方法
色んな広告を試したけど、さんざんな結果だった。どうやって集客していいか分からないという方のために書きました。
実は業態・業種によって集客方法は全然違います。例えば以下の法則を知って居ましたか?
- LINE@の運用次第で反応率◯%以上になる
- FAXDMという古典的な方法が通用する業界がある
- 集客におけるホームページの役割って?
本書では、全業種の集客経験を元に実際の反応率を公開しています。
是非無料でダウンロードして、今後の集客にご活用ください。