【書評】お金のいらない国

 
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タイトルから分かるとおり、お金のいらない国に降り立った主人公がその国の住人たちと社会生活をはじめる物語です。

このページの目次

物々交換の妄想

ウェブ制作業を行っている私は、企業のウェブサイトを制作・運用して、報酬をいただいています。

たまに、物々交換でもいいなーと思ったこともあります。

農家さんのウェブサイトで広報をする任務を引き受けて、お米や野菜をいただいたりして、お互いに生活していけるような妄想。

車屋さんのウェブサイトで広報をする任務を引き受けて、車の修理をやってもらう妄想。

おそらく提案したら数企業乗ってくれると思います。

一見すると等価交換のように思えますが、お金という存在がなかったら純粋な生活協力です。

人から求められていない企業はつぶれるべき

本書でも語られていたように、お金のない国でもつぶれる企業はたくさんあります。

しかし、経営破綻ではありません。(そもそもお金という存在がないのですから)

なぜつぶれたのか?

それは、みんなから必要とされる存在ではなくなったから。必要とされない企業は、社会の役に立っていないから違うことで社会貢献をするという発想になります。

ウェブコンサル・制作会社の存在意義

お金がなかったら、ウェブコンサル・制作会社の存在意義ってあるんだろうか?と少し不安になって考えてみました。

確かにウェブを通じて企業に利益をもたらすという見方をすれば、存在意義はないかもしれません。

しかし、本書での広告代理店と同じように、

良い商品・サービスを広く世の中に知ってもらう

という見方をすれば、やはり存在意義があると思いました。

お金がいらない国でもあなたはその仕事を続けるか

本書で一番考えさせられたことは、お金がいらない国でも世の中の人はいまの仕事を続けるのだろうか、ということです。

多くの社員を抱えて借金をしながらギリギリの経営を続けている経営者。

給与をもらうために働いている会社勤めの方々。

果たして何%の方々がお金のいらない国で今の仕事を続けているんでしょうか?

 

そんな新鮮な視点を与えてくれる良い本でした。

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